情報交換等をしています
2023-09-24
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
消費税のインボイス制度が開始するなど、
租税を取り巻く環境は日々変化していますが、
そういったものに対応べく様々な調べ物をしたり
といったことをするのは、当然のことです。
しかし、私1人だけでやれる・できることには
どうしたって限界というものが存在します。
自身の知識をアップデートし得られるものを
お客様にもフィードバックしていく為にも、
同業の友人らとの情報交換は大事です。
そこでインボイス開始直前のこのタイミングで
国分寺において税理士仲間との会合を開き、
自分の事務所ではどういうことをしているか等、
互いに気になることを聞き合うことをしてきました。
もちろん、守秘義務に触れるようなことは
口に出したりはしていないので、ご安心を。
コストパフォーマンスに優れた、いい店でした。






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ブエルタ・ア・エスパーニャ 2023 の勝者は
2023-09-20
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
2023年のブエルタ・ア・エスパーニャは、
総合2連覇を狙ったスーダル・クイックステップの
レムコ・エヴェネプールが、第13ステージで
バッドデイを迎えて大失速をしてしまったことで、
総合的にはユンボ・ヴィスマの一強状態に。
あげく、総合順位の1位~3位をチーム独占という、
ちょっと信じられない結果も彼等は手にしています。
一昨年のチャンピオンで今年はジロを制した
プリモシュ・ログリッチ、現在ツール2連覇中の
ヨナス・ヴィンゲゴー、そしてこれまで複数の
レースでその2人をアシストしてきたセップ・クス。
J-Sports の放送では「ユンボ三銃士」とも称された
この3人の、誰が総合首位を狙うのかという問題は、
最終的に、ログリッチとヴィンゲゴーが
クスへのこれまでの感謝も込めて総合優勝を
サポートするという形で決着をみます。
つまり、2023年のブエルタ総合優勝は、
セップ・クスということになりました。
恐らく大半の人がそうでしょうが、
そういう話に私は弱いんですよ……。
史上初の同一チーム同一年グラン・ツール制覇と、
こちらは史上初では無さそうですが、
同一チームで総合表彰台を独占するという偉業を
ユンボ・ヴィスマが成し遂げた2023年のシーズン。
そのこと自体は素直に賞賛すべきとはいえ、
総合系の他チームにとってみれば、
屈辱以外の何物でもないですよね、これは。
彼らの来年の巻き返し、激しいバトルが
繰り広げられるであろうことを、期待します。
公式サイトはこちらから
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インボイス番号の店頭掲示
2023-09-16
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
インボイス制度の適用開始も目前ですが、
これまでにこのブログではこの制度について、
そして会計ソフトへの実際の入力について
特例や注意事項を紹介、説明をしてきました。
もちろん、これだけ大きな改正項目ですから
10月以降も必要に応じて解説その他を
色々と書かせていただく予定でおります。
そんな中で、今回はこれまで触れ忘れていたこと、
つまり、小売りや飲食店など一般消費者を
主に取引先としているような小規模事業者が
インボイス番号を取得していることを
どのようにアピールしていくかを紹介します。
これ等の店舗で問題、というか不安材料となるのは、
経理課から消耗品購入や打合せ時の飲食などは
できるだけインボイス番号のある店舗で、
というような指示が出ているような会社員に、
大手チェーン以外は番号が無いかもしれないから
利用しないと考えられてしまうことでしょう。
そこで、この店はインボイス番号を取得した
課税事業者だとアピールする必要が生じます。
その為には店の入り口等にその旨を記した
表示を貼りだせばいいのではないかということで、
㈱TKCが例として提示したのが下の画像です。
このようなシール入り口やレジのところに
貼っておくことで、インボイス番号を持つ店だと
アピールするという方法は、他の事例では
例えば免税店(輸出物品販売場)について
観光庁が作ったシンボルマーク等があります。
(観光庁HPの解説ページはこちら)
免税店シンボルマークと違いインボイス番号掲示は
特に決まった様式があるわけではありませんから、
㈱TKCからこのシールを購入して使ってもいいし、
自分で独自のデザインを作ってみるのもアリです。
重要なのは、「インボイス番号取得済みである」
ということを一般に広くアピールすることなので、
そこが強調されるデザインにするのがいいでしょう。
業界として統一デザインを作る動きがあっても
いいのではないかと思うのですけれども、
私のリサーチ不足なのかどうか、今のところ、
それに該当するようなものは見つけられていません。
インボイス番号の有無が売上にどれだけ影響するか
の確認も含め、これからの課題かもしれませんね。

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インボイス制度下での会計ソフト入力 その2
2023-09-12
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
インボイス制度が始まるまで、あと半月ほどです。
前回、8月27日に公開したエントリーでは、
当事務所が推奨している2つの会計ソフト、
㈱TKCの財務ソフト(FXシリーズなど)と、
ソリマチ㈱のソフト(会計王)の、主に前者中心に
会計データ(仕訳)を入力する際の
基本的事項を説明させていただきました。
今回は、その補足というか、おそらく実際に
入力を開始した皆様が気にするだろうもののうち、
特に、これは戸惑うかもしれないと思われることを
FX2を例にして書かせていただきます。
今回も、レポート形式で公開をしますので、
その全文はこちらのブログではなくて、
以下の別ブログの方に掲載しております。
下の画像、又は画像下のリンクをクリックして
内容をご確認していただければと思います。

三鷹の税理士 平林 達夫 の日記
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「楽園とは探偵の不在なり」
2023-09-08
JR中央線・総武線快速の三鷹駅にある平林会計事務所の税理士、平林達夫です。
斜線堂由紀の『楽園とは探偵の不在なり』を読了。
2人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。過去の悲惨な出来事により失意に沈む探偵の青岸焦は、「天国が存在するか知りたくないか」 という大富豪・常木王凱に誘われ、天使が集まる常世島を訪れる。そこで青岸を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。犯人はなぜ、どのようにして地獄に堕ちずに殺人を続けているのか。再注目の作家による孤島×館の本格ミステリ長篇
というのが裏表紙に刑差されている粗筋であり、
いわゆる特殊設定ミステリーの作品になります。
もしもこれがSFであるならば「天使」とは何なのか、
どこから来て、目的は何で、どういうルールで
行動しているのかといったようなことを詳述したり、
それを追求していく展開になってもおかしくはないでしょう。
しかし、これは特殊設定ミステリーです。
その設定部分がどういうものかという謎ではなく、
複数の者に対する殺人への制限下にある世界で
発生する連続殺人という謎を描く方にシフトがあります。
天使の存在はあくまでも物語の前提条件であって
そこに対する疑義は謎解き、ミステリーという点では
基本設定以外のなにものでもないというわけですね。
で、この世界において、何故連続殺人事件が
発生し得たのかですが……半ばまで読んだ段階で
「こうすれば可能ではないか」という方法を2つ、
ミステリーマニアではない私でも思いつくことができました。
それが当たっていたか否か、作中の答えは何だったのか、
それは、是非、実際にこの作品を読んで確認してみてください。
かなり楽しませてもらい大満足状態になりましたので、
これは斜線堂由紀の作品を他にも色々と
読んでいかなければならないかなと検討中です。
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